【ビートルズ】 The Beatles のおすすめアルバム 8th「Sgt. Pepper’s Lonely Heats Club Band」

CSalem / Pixabay

どうも、ヒロアキです。

ビートルズの8枚目アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を紹介します。

タイトル長いですね。

「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」です。

こちらも傑作です。傑作だらけなんでだいたいどの紹介記事でも傑作と言ってますが事実です。

 

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8th アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」

1967年6月1日にイギリスでリリース。

前作「Revolver」以上に凝ったサウンド作り、さらにサイケデリックな作風になっています。

そしてこのアルバムが世界初の「コンセプトアルバム」となりました。

今では当たり前の「コンセプトアルバム」という作りもビートルズが作り上げたのです。

「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」ではタイトルとなっている架空のブラスバンドがショーをするという作り。

アルバム1枚が架空のバンドによるライヴという世界観となっています。

このアイデアの発案者はポール。

ただし全曲がコンセプトに基づいているわけではなく、タイトル曲と2曲目、ラスト2曲のみだと言われてます。

ジャケットもたくさんの有名人が写っていまして、本人たち4人以外は写真や人形です。

肖像権を得るのにめちゃめちゃ苦労したそうです。

ビートルズ中期の集大成と評価されるアルバムです。

また13曲中1曲がジョージの作品で残りはレノン・マッカートニー。1曲はリンゴがヴォーカル。

ですがポールがメインの曲が6曲、ジョンが3曲と今までとは違ってメインの割合が変わっています。

このアルバム以降にはポールの有名曲が目立つようになっていきます。

 

収録曲とお気に入り

1. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band

2. With A Little Help From My Friend

3. Lucy In The Sky With Diamond

4. Getting Better

5. Fixing A Hole

6. She’s Leaving Home

7. Being For The Benefit of Mr. Kite!

8. Within You Without You

9. When I’m Sixty Four

10. Lovely Rita

11. Good Morning Good Morning

12. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(Reprise)

13. A Day In The Life

 

今作もお気に入りは多いです。

 

 

1. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band

アルバムのタイトル曲。

作曲、メインヴォーカルはポール。

ビートルズお馴染みのハーモニーも聴けます。

コンセプト通り、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」がショーの始まりを告げるという曲。

ポールのシャウト気味のヴォーカルがいい感じです。

フレンチホルンや歓声などのSEが入っている。

特にテンポも速くなく勢いがあるとは感じないがアルバムの世界観の幕開けという感じがします。

おすすめ。

 

2. With A Little Help From My Friend

作曲はポールでジョンが作詞を手伝っています。

1曲目から続いて始まるのですが、ビリー・シアーズという架空のシンガーが紹介されて曲が始まるという演出。

メインヴォーカルはリンゴ。

ポールのベースプレーも評価の高い曲です。

ほのぼのした印象の曲ですがリンゴのヴォーカル曲としては1番好きかもしれません。

おすすめ。

 

3. Lucy In The Sky With Diamond

ジョンの作曲でヴォーカルもジョン。

タイトルの頭文字がLSDとなることからドラッグソングとして捉えられ、ラジオなどで一部放送禁止となった曲。

ジョン自身がビートルズ解散後にテレビ出演時に質問され、「驚いた、ただの偶然」だと語ったという。

曲のモデルとなったのはジョンの息子、ジュリアンが小さな頃に描いた絵で、保育園のクラスメートの「ルーシー」という女の子。

その時にジュリアンが「ルーシーはダイアモンドを持って空にいるんだ」と言ったことが曲のタイトルになっている。

イントロのチェレスタ風の音はポールがハモンドオルガンで演奏し、またジョージがインド楽器のタンブーラを演奏している。

非常に幻想的な曲で、「不思議の国のアリス」を視覚化した歌詞とジョンが語っている。

ポールのベースもかっこいいですし、ハーモニーも一部複雑なことしてます。

おすすめ。

 

4. Getting Better

ポールの作曲、メインヴォーカル。

イントロから鳴っているギターリフが印象的な曲です。

コードは動いていますがギターリフは基本ずっと同じ音できます。

シンプルながらに面白い仕掛けだと思います。

もの曲でもポールのベースラインがイケてます。ジョージのタンブーラも効果的です。

メロディーも良くてハーモニーも心地良いですね。

「少しずつ良くなっていくさ」という前向きな歌詞通り明るい曲調です。

おすすめです。

 

5. Fixing A Hole

ポール作曲でヴォーカルも担当。

ハープシコードが曲のメインサウンドとなっている。

曲の途中から入ってくるジョージのギターもかっこいいです。

歌詞は「雨が入り込んでくるから穴を直している。その雨がどこに流れるかなんて考えなくていいように」

という始まり。歌詞全体も比喩、哲学的になっている。

ポールが書いたこの詩をジョンも気に入っていたらしいです。

おすすめ。

 

6. She’s Leaving Home

ポールの作曲でメインヴォーカル担当。

ストリングスがメインのクラシカルな美しい曲です。

イントロのハープから癒されます。

レコーディングもジョンとポールのヴォーカルとストリングス奏者達のみ。

ジョージとリンゴは参加していません。

曲もメロディーもゆったりと流れる川のように美しいです。

若者と親世代のジェネレーションギャップを描いた作品となってます。

おすすめです。

 

7. Being For The Benefit Of The Mr. Kite!

ジョンの作品でメインヴォーカル。

古いサーカスのポスターをヒントに書いたとされる曲です。

不気味な雰囲気の曲ですがサーカスをイメージして書いています。

ジョージ・マーティンがSEを作り、オルガンも弾いています。

ジョージやリンゴもハーモニカで参加しています。

 

8. Within You Without You

ジョージの作品でヴォーカル担当。

ジョージはインドにかなりハマっていたので、本格的なインド音楽に挑戦した曲です。

シタール、タンブーラ、ソードマンデルやディルルバといったインド楽器がふんだんに使われてます。

またヴァイオリンとチェロも演奏されてます。

哲学的に内面へと迫るような歌詞も世界観を作り上げています。

ジョージからすればこの曲も普通のポップスだそうです。

特に好きな曲ではないですがなんか心が洗われるような印象を受けます。

 

9. When I’m Sixty Four

ポール作曲、ヴォーカル。

ポールが16歳のころに作っていた曲だそうです。

デビュー前にも1960~1962年頃にもライヴでやっていたという曲。

非常にほのぼのした曲で「僕が64歳になったら」という意味で、歌詞も孫や同じく歳を重ねた奥さんが登場し、

「歳をとって髪の毛が薄くなっても、ヴァレンタインやバースデーカード、ワインを贈ってくれる?」といった暖かみのあるものになってます。

おすすめ。

 

10. Lovely Rita

ポールの作曲メインヴォーカル。

サイケデリックな雰囲気のするサウンドですが軽快なポップスです。

ポールが駐車違反で警官につかまってしまったのですが、その時の女性警官「リタ」をモデルに曲を書いたと言われてます。

Meter Maidという言葉が出て来ますがアメリカのスラングで女性警官のこと。

それもヒントにして作曲されたと言われてます。

明るい雰囲気の曲で間奏のジョージ・マーティンの弾くホンキー・トンク・ピアノもかっこいいです。

エンディングでは明るい雰囲気からちょっと不気味な雰囲気に変わっていきます。

おすすめ。

 

11. Good Morning Good Morning

ジョンの作品でメインヴォーカル。

コーンフレークのCMをヒントに書かれた曲と言われてます。

なんか騒がしい曲です(笑)

ニワトリの鳴き声から始まり、ポールとジョンのハーモニーだと思いますが「Good Morning, Good Morning」と繰り返されるフレーズ、

変拍子も出てきてなんかめまぐるしいです。

エレキギターもポールが弾いています。変わったフレーズで印象的ですね。

エンディングには動物の鳴き声がたくさん出て来ます。楽しいですね。

おすすめです。

 

12. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(Reprise)

タイトル曲のリプライズヴァージョン。

repriseとは「反復、再現」といった意味です。

タイトル曲を違った形で「反復、再現」しています。

ジョン、ポール、ジョージの3人のハーモニーで歌われています。

イントロのギターもハードなフレーズで1曲目よりもタイトに演奏されててかっこいいです。

この曲でアルバムのコンセプトとなる「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の締めくくりとなるという構成ですね。

短いですがおすすめです。

 

13. A Day In The Life

ジョンの作品でメインヴォーカル。

ポールの未完の作品を繋ぎ合わせて作られている。

コンセプトとしてショーのアンコール曲という位置づけ。

ジョンのアコギから始まり、切ないメロディー、そこからピアノやポールのベースが入って来ますが一気に引き込まれます。

リンゴのドラムも曲の切なさを際立たせています。ジョージはマラカスのみ。

歌詞は泣けるような内容ではないですがメロディーと曲の雰囲気だけで泣けます。

途中にオーケストラでクレッシェンドしていく部分がなんか恐怖を駆り立てるようです。

その後にポールの作った部分が登場し、ポールがヴォーカルを担当します。

そこから軽快な雰囲気に変わりますが、「アーアアアー」というヴォーカルのところからまた最初の曲調に変わるところも秀逸。

エンディングの後には犬にしか聞こえないという周波数の音が収録されているらしく、最後に延々と繰り返される会話のような物が入ってます。

レコードだと針を上げるまで終わらないそうな。

ビートルズの作品の中でも5分を超える大作となってまして、中期後期あたりの曲のなかでもかなり好きな曲です。

おすすめです。

 

まとめ

サイケデリック色が強くなってますが相変わらずメロディーも素晴らしい聴きやすい曲で溢れてます。

ビートルズとして実験的なことを最もしたアルバムだと思います。

また世界初のコンセプトアルバムということで、後のいろんなミュージシャンにも影響を与えた重要な作品です。

ビートルズのアルバムとしても非常に重要な作品と言えます。

毎回必聴と言ってますが、必聴度で言えばビートルズの中でも1,2位を争うと思います。

ベストに入るような曲は5曲ほどですがやはり名盤。

特に「1枚のアルバムとして1つの作品」というような感じですので、単純にいい曲が散りばめられているアルバムとは違う作品と言えます。

是非こちらも聴いてみてください。

ではまた。

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