Hans / Pixabay

どうも、ヒロアキです。

前回に続き Queen についてのお話になります。

今回は後半ということで、ちょうど後半と分けてもいい6枚目のアルバムからの紹介をしたいと思います。

 

6th アルバム「News of the World」

このアルバムからアメリカでの成功を意識しはじめたとされてまして、5th アルバムまでとは曲の感じも全体的に変わってきてます。

このアルバムの有名曲と言えば1曲目と2曲目の “We Will Rock You”  “We Are the Champions” ですね。

この2曲も Queen の代表曲として知られています。”We Will Rock You” はとてもシンプルに作られてまして、バックの演奏はバスドラムと手拍子のみに歌が乗ってるだけの曲です。

終わりにはギターが入ってきます。それがまた印象的なんですが、きっとリアルタイムで Queen を聴いていた人もびっくりしたんじゃないかな。

でもシンプルなものの方がたくさんの人に受けやすいという事実もあります。

複雑なものより単純なものの方が情報の処理がしやすい分、音楽なんかだと聴きやすくなるからでしょうね。

シンプル過ぎてもダメでしょうが、まあかっこよければそれでいい。そんなもんです。

“We Are the Champions” は当時タイトルについて批判があったそうです。そりゃそうでしょうね。

「俺たちはチャンピオン」なんてタイトルですから、何様やとか、のぼせるなとか言われたそうです。

実際 Queen はここまでにもかなり売れてきていたのでそんなタイトルの曲を発表したんでなおさら調子に乗ってると思われたんでしょうね。

でも曲はかっこいいです。

何度も言いますがかっこよければそれでいい。たとえ歌詞がのぼせてるようなものであっても。

よっぽど変な内容の歌詞ならマイナスになるかもですが、ロックは歌詞なんて2の次3の次でいい。

アルバムとしてこちらもよくまとまっててどれも聴きやすいです。

“Sheer Heart Attack” という曲が入ってますが、こちらは 3rd アルバムと同じタイトル曲です。

が、特に 3rd とは関係ないみたいです。で、この曲は初めて聴いたときあまり好きになれませんでした。なぜかというと曲調がパンクでして、管理人はパンクが苦手です。

今はこの曲はまあまあ好きなんですが、ジャンルとしては正直好きではない。

初めて聴いたときはショックでしたね。「え~?なんでこんなタイプの曲やんの?」みたいに思ったもんです。

時代的にパンクが流行りだした時で、それに対抗するために作った曲だとか。確かに普通のパンクとはちょっと違うような感じはします。

だからまだ聴けるのかな?

あとおすすめは “All Dead”  “It’s Late”  “My Melancholy Blues” とかです。

“All Dead” はギターのブライアン・メイが歌う切ない感じの曲。ピアノがいい感じです。

“It’s Late” はキャッチーなメロディーのハードロックです。ハード過ぎないですが Queen のポップな感じのするロックですね。

そして “My Melancholy Blues” ですがかなり好きです。ジャズになるんですがピアノとベースと歌がいい。

なんか昼下がりとか夕暮れ時に聴くとかなりマッチするしっとりした名曲ですね。

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“We Will Rock You ” “We Are the Champion” による2トップ幕開け。”My Melancholy Blues” はマジでおすすめ。

 

7th アルバム「Jazz」

「Jazz」ってタイトルですがジャズの要素はないです(笑)

このアルバムには日本でも人気の高い “Don’t Stop Me Now” が収録されてます。この曲がやっぱりアルバムのハイライトでしょうか。

かっこいいですもんね。まさに「俺を止めるな」って感じの突っ走った感じの曲です。

で、1曲目で驚かされます。当時のファンの方も驚いたのでは?

“Mustapha” という曲で幕開け、中東を思わせるような雰囲気の曲で英語、アラビア語、ペルシャ語の混ざった歌詞で歌われています。

自分も初めて聴いたとき聴いたことのないタイプの曲で驚きました。基本はロックですけど。

“Fat Bottomed Girls”  “Jealousy”  “Bicycle Race”  “Dead on Time” “In Only Seven Days”  とかも好きです。

“Fat Bottomed Girls” “Bicycle Race” は両A面シングルとして発売され、タイトルにちなんでお尻のでっぷりした女の人が裸で自転車に乗ってるジャケットだったそうで結構問題にはなったそうです。

そんな問題作?ですが、”Fat Bottomed Girls” はへヴィーなかっこいい曲ですね。ブライアンのギターリフがかっこいいです。

“Jealousy” はまた切ないメロディーの名曲。 “Bicycle Race” も面白いアイデアのポップな感じ。多分初めてCD から自転車のベルの音を聴きました(笑)

“Dead on Time” は疾走感のあるハードロックです。すごい忙しないような感じを表現した曲ですね。

“In Only Seven Days” は爽やかですが切ない雰囲気の曲です。一週間の間だけの出会いを描いた物語になってます。

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“Don’t Stop Me Now” 収録。”Mustapha” “Fat Bottomed Girls” “Bicycle Race” などの名曲もあり。

 

8th アルバム「The Game」

こちらも Queen な感触を持ったポップでロックなアルバムです(笑)

説明がおかしいですが Queen はポップセンスもかなり高いバンドですので、聴きやすさも抜群です。それがうまくロックと融合してるのが素晴らしいんですよね。

好きなのは “Play the Game” 、一応タイトル曲みたいな感じ。こちらも Queen らしい美しい雰囲気の曲です。

“Dragon Attack” もなんとなくブラックな雰囲気のあるハードロック。

そしてよりブラックな、ファンクやソウルな感じの”Another One Bites the Dust” 。

これはアメリカでかなりヒットしました。基本ベースとドラムがバッキングの曲でシンプルですがそれがまたかっこいい。

“Need Your Loving Tonight” はベースのジョン・ディーコン作曲。これ結構好きです。爽やかでありながらしっかりロックしてる曲です。

“Crazy Little Thing Called Love” も有名曲です。これはエルヴィス・プレスリーを彷彿とさせる50年代っぽい曲で、アコギにランニングベースがいい感じですね。

この曲がきっかけで当時音楽にやる気をなくしていたジョン・レノンが触発されてまた作曲を始めたと言われてます。

あと”Don’t Try Suicide” は特に好きではないですが、「自殺なんてしないで」というタイトルとはうって変わってなんかミュージカルっぽい明るい感じの歌です。

これもフレディー・マーキュリーのセンスを垣間見せるような曲ですね。

“Save Me” でアルバムの締めくくりで、こちらもいい曲です。ロックバラードですね。

ピアノで静かな始まり、サビでドカンとハードロックになる定番な盛り上げの名曲です。ライヴでもよくセットリストになってました。

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“Play the Game” “Another One Bites the Dust” “Crazy Little Thing Called Love” “Save Me” が有名。相変わらずキャッチーさは素晴らしい。

 

9th アルバム「Flash Gordon」

サウンドトラックです。これは持ってません(汗)同タイトルの「Flash Gordon」という映画のための曲を Queen が書いたものです。

ただベストにて聴いたことがあるんですが、”Flash’s Theme”  “The Hero” なかなかかっこいいです。”The Hero” もライヴではやることが多いみたいですね。

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10th アルバム「Hot Space」

このアルバムはある意味問題作でして、初めて聴いたときは「マジかよ?」ってなりました。

8th アルバムの “Another One Bites the Dust” がヒットしたことにより、その曲の路線を色濃く打ち出したんですが、いわゆるディスコっぽい曲のオンパレードで、今までの Queen はどこに?って感じです。

実際このアルバムはあまり売れずこれ以降の Queen の迷走の原因となってしまいました。

ですがこの1年後くらいにマイケル・ジャクソンのヒットがあり時代が少し早かったなんて言われたりしてます。

同時期に発売してたならまた少し変わってたかもですが、でも Queen のイメージではないのでどのみちあまりよくない結果になったじゃないかなと思います。

ただ個人的に結構好きな曲多くて批判できる内容じゃなかったりします。

1曲目でイメージ的に「え?」ってなりましたが、”Staying Power” 結構好きです。

続く “Dancer”  “Back Chat” これ普通にかっこいいです。1曲目と同じようなディスコっぽい曲ですがロックな要素が結構入ってて、ギターが結構いいんですよね。

“Action This Day” もディスコな感じですが快活な曲調がいい感じです。

“Put out the Fire” はハードロックです。それだけでかっこいい(笑)もちろんメロディーもいいですよ。

“Life Is Real (Song For Lennon)” はジョン・レノンに捧げるバラードっぽい曲です。

1980年にジョン・レノンが殺されてしまったんですね。当時かなりのニュース、衝撃だったようです。Queen のメンバーも The Beatles が好きだったので衝撃は大きかったでしょう。

“Cool Cat” もいいですね。Earth Wind and Fire のような曲ですが、フレディーの全編ファルセットの歌がかなりいいです。

ブライアンのギターのカッティングもいいですね。

“Under Pressure” はデヴィッド・ボウイとの共作でこれもかっこいいです。この曲でもフレディーが高音パートをファルセット、低音パートはデヴィッド・ボウイが担当。

後半からはフレディーはファルセットではなくパワフルな感じに盛り上がっていきます。

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問題作。がらっと変わった作風だが名曲はある。”Under Pressure” が有名。

 

11th アルバム「The Works」

前作の不振を払うべく路線をもとに戻すようにします。

こちらもヒット曲はありまして、個人的に好きな曲もいくつかあります。

“Radio Gaga” はポップな感じで聴きやすく、ドラムのロジャー・テイラー作でかなりヒットしました。

“Tear it Up” はハードロック。結構好きです。Aメロのギターリフはなんか変わってますしそのフレーズだけを取って聴くとダサいとなるかもですが印象的なリフです。

“It’s a Hard Life” は力強いバラードです。イントロの歌メロが印象的で引き込まれます。

オペラの一節を引用した曲です。

歌詞の内容としては「困難な人生になろうとも愛のためにしたこと」という感じで、この後、まだ数年先ですがフレディーは HIV で亡くなってしまいます。

なんとも暗示的な曲となってしまいました。

“I Want to Break Free” は南米やアフリカなどでヒット。自由を掲げる歌として人気になります。

個人的にも結構好きです。シンプルなんですけどね。

あと衝撃だったのがミュージックビデオではみんな女装してました。フレディーの案かと思いきやロジャーの提案だったそうです。

“Hammer to Fall” も爽やかなハードロックで好きです。やっぱりハードロックはだいたい好きですね(笑)

ただこの頃からメンバー間の不仲が表れはじめてしまいます。

それでもなんとか続いていきますが、なんとなくイメージ的に Queen は仲良さそうとか思ってましたがフレディーのやり方とかにメンバーがついていけなくなってたとか。

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軌道修正したアルバム。”It’s a Hard Life” “Hammer to Fall” がおすすめ。

 

12th 「A Kind of Magic」

個人的にアルバム全体としてはあまり好きではないです。好きな曲もあるんですが。

おすすめは “One Vision” 、これもハードロックに分類していいかもな曲ですがキャッチーな曲です。

タイトル曲  “A Kind of Magic” はポップになるかと思いますがこちらも素敵なメロディーの名曲です。

あとはフレディーのヴォーカルが際立つんですが曲としてはそこまでかなってイメージですね。

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個人的にはあまりだが “One Vision” “A Kind of Magic” は名曲。

 

13th アルバム 「The Miracle」

これも正直初期とかのアルバムと比べるといまいちな感じですが何気に好きな曲あります。

1曲目の”Party” とか “The Invisible Man”  “Scandal” とか好きです。タイトル曲の “The Miracle” も変わった作風の名曲です。メロディーの使い方とか好きですね。

あとはベストにも入るようなのなら “I Want it All”  “Breakthru” も好きです。どちらもハードロックとして分類できると思います。

Queen らしいキャッチーなメロディーのハードロックです。

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何気にいい曲多い。やっぱり “The Miracle” 推しかな。

 

14th アルバム「Innuendo」

実質ラストアルバムとなります。

理由としてはこのアルバムを最後にフレディーが亡くなってしまいます。

フレディー自身、自分の死期が近いことを悟っていたのか、最後の思いをうかがわせるような曲があります。

でもこのアルバムは前作、前々作とは違って全体的に好きなアルバムです。

タイトル曲 “Innuendo” はなんとなく Led Zeppelin を彷彿とさせるようなへヴィーな曲で、間奏のギターでは有名プログレバンド Yes のギター、スティーブ・ハウを起用してフラメンコギターを担当してもらってます。

そこがまたかっこいい。非常にドラマティックな曲です。

“I’m Going to Slightly Mad” なんかも好きです。なんとも不気味な雰囲気の曲ですがタイトル通り狂気を表現した曲としてすごくそれが表れているなと思います。

“Headlong” は80 年代的なハードロックで、ディスコっぽい雰囲気ですが疾走感があって好きです。

“I Can’t Live Without You” も爽やかなハードロックです。

“Don’t Try So Hard” は暗いイメージですがフレディーの美しい歌声のいい曲です。

“All God’s People” は初期の感じをイメージさせる Queen らしい曲です。

“These Are the Days of Our Life” はフレディーからメンバーへのお別れの曲と言われてまして、なんとも切ないですがその事実とは関係なく名曲です。

ギターソロが切なさを凄く表していて泣けます。ライヴでもフレディーへの追悼として歌われるようになりましたがそこでも泣けます。

“Delilah” は可愛らしい曲で、当時フレディーが飼っていた猫「ディライラ」を題材にした歌です。なんかほのぼのとさせられる曲で結構好きです。

そしてアルバムのラスト “The Show Must Go On” 。「ショーは続く」という意味合いでフレディーの最後の決意とでも言えるような非常に切なくも力強い名曲です。

そう思って聴くと曲の重みがひしひしと伝わってくる気がします。でもその事実を省いたとしても普通に名曲です。

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フレディー生前の最後のアルバム。命を振り絞ったアルバムというイメージが拭えないがそのイメージなしでもいいアルバム。まずイメージを取り払って聴いて、後にフレディーへの想いを馳せて聴けばまた変わるアルバム。

 

15th アルバム 「Made in Heaven」

最後に一応 15th アルバムとして紹介します、「Made in Heaven」。これはフレディーの死後に残っていた曲のリメイクなどから構成されています。

各メンバーのソロ活動から引用したりしてそこにフレディーの歌が乗っていたものを編集して作られてます。

こちらは名曲揃いです。だいたい好きですがおすすめは1曲目の “It’s a Beautiful Day” はまさに美しい朝の幕開けをイメージさせられるような曲です。

短いですがなんとも雰囲気のある名曲。

タイトル曲 “Made in Heaven” はフレディーのソロから伴奏をバンドに差し替えたもの。こちらもフレディーの素晴らしい歌が聴ける名曲。

“Let Me Live” は 5th アルバム収録の “Somebody to Love” のようなゴスペルのイメージの美しく荘厳な曲です。初期を思わせる多重のハーモニーによる素晴らしい曲です。

“I Was Born to Love You” も日本で一時期流行しましたね。これもフレディーのソロから引用。ピアノバージョンをバンドサウンドに差し替えてます。

曲も素敵ですがミュージックビデオも印象的です。

“Too Much Love Will Kill You” はピアノ伴奏のバラード。いい曲です。サビのメロディー、フレディーの力強い歌声が印象的です。

“You Don’t Fool Me” もミュート気味なギターのバッキング、メロディーが印象的で好きな曲です。

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フレディー死後のアルバム。もうこれは追悼アルバムとしてしか聴けないが名曲が多い。”It’s a Beautiful Day” の幕開けで美しい朝の風景を思い浮かべれば没入できる。

 

さてこれで Queen の紹介は終わります。意外に長くなりまして自分でも驚いてます。

後半になるとだいたいどのバンドもイメージは変わりますが Queen も初期とは結構変わりますね。個人的には初期が好きですが、後半にも初期の Queen らしさを楽曲に散りばめたものが多く見られます。

後半、6枚目以降も名曲はたくさんあります。聴きやすい曲も多いし、日本でも人気の高い Queen をぜひお試しあれ。

ではまた。

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